今日は彼の家に行ってきました。

彼が亡くなって、3ヶ月が経ちました。

長いような、短いような。

その時その時で感じ方が違います。

まだ、どこかで帰ってくるような、生きているような、淡い期待をしてしまう自分がいます。

四六時中、彼が頭にある状態は無くなってきたから、落ち着いてる時間も長くなりました。

ただ、ところ構わず、思い出したり、彼のことを話せる人が側にいるときは、心の扉が開いて、涙が溢れてきます。

きっと、これが本当の私なんだと思います。

彼の子供と、今日も沢山話してきました。

彼に関係ない話も沢山しました。

彼の子供が、沢山笑ってくれました。

それを見るのが、嬉しいです。

彼も沢山私を笑わせてくれた、

また彼が笑ってるのを見るのが好きだった。

笑顔は素敵ですね。

気持ちが優しくなれる。

死別を経験して、何冊か死別についての本を買った。
その中に日記を書くのも良いって書いてあって、私はたまに書いてます。

最初のころは、泣きながら、涙が止まらなくて、どうしようもなくて書いていました。

だんだん書く期間が空くようになっていきました。

落ち着いてきたということなんだろうか・・

今日はずっと書いてないから書いてみようと思って、書き出した途中から涙が出てきた。

彼を思い出すことが、楽になったり、泣くほど辛くなったり、どっちが良いのかわかりません。

ただ、今は彼が迎えに来た時に、私が喜ぶ様子が浮かびます。

残される側の気持ちを分かっていながらも、今私は自分の事だけしか考えていない。

最近、彼と一緒に撮った写真を私のデスクに飾りました。

ずっと私に彼がいるということを子供達には伏せていました。
電話やlineなどやりとりをしていたから、あだ名だけは知っていて、そういう人がいるという存在は知っていました。
それ以上を子供たちは詮索してこなかったので、こちらも答えることがありませんでした。

一人になるときだけ、こっそりと写真を見ていたけど、もう側ですぐ見られるように、あとは見ていてほしいという気持ちもあってだと思います。

写真を飾っても、子供たちは詮索してこないのが不思議なところですけどね・・

でも彼が亡くなったことは子供達には伝えてあります。

そのうち線香とかも買ってこようかとも思っていますが、まだそこまでは行動に移せていません。

今日は10時間近く寝ていたと思います。
彼が亡くなってからというもの、不眠が続いています。
私は寝たら起きない人で、不眠には縁がありませんでした。
彼は私の事を羨ましがってました。

彼は昔から不眠症で、寝付くまで時間がかかることに困っていて、亡くなる2週間前に初めて心療内科にかかりました。
最初は軽い薬が出て一週間飲んでも全く効かなかったようです。
また病院に行って、効く薬をくれと言ったそうです。
そして強い薬が出たようです。
その2日後に亡くなってしまいました。
薬が効いてたのか聞くこともなかったです。
ずっと悩んできた不眠は克服することもなく人生が終わってしまいました。

私が引き継いだのでしょうか。
私は早朝覚醒と中途覚醒の二つです。
死別が原因かと思いますが、寝ることに悩むというのもストレスになりますね。

私は毎日夜中目が覚めて、シャッターの隙間から光が見えないときは、
まだ夜も明けてないんだなと思って、スマホの時計を見ます。
全然起きる時間じゃないと思いながら、また寝れるときは寝ます。
仕事の日は嫌でも起きなきゃいけないけど、休みの日は気にせず寝れるときは
できるだけ寝ています。

彼の辛さが生きているときは共感できなかったけど、今なら分かる気がします。
私はいつまでこの不眠に付き合うことになるんだろうなぁ。