あなたのことをいつまでも

彼が急死して、私の世界は一変しました。

今年の春は色が付くだろうか

周りが桜の写真を見せてきたり、話をしてきたり。

正直、心も動かないし、返って辛い記憶が蘇るので、嬉しくない。


あと一週間で一周忌を迎える。

去年のこの時期に、私は大切な人を亡くした。


未だ私の心は終わりのない砂時計のようです。

穴が空いていて、楽しい事も、これからの人生についても、サラサラと流れていく。


以前の私は、穴が空いてなかったから、流れていくことがなくて、もっと長く生きて一緒に楽しいことをしたい、色んなことをしたいと、前向きだった。


いつか、そこに戻れるのだろうか。

それとも、前の状況には戻れないのだから、何か違う考え方に変わるのだろうか。


今の私は、やっぱり、彼の所へいきたいと思う。

生きることに執着するより、子供が成人したら、もういいなぁって、その先の楽しみを見出そうとはしない。

彼はこんな私にどう言うかなぁ。

来月一周忌が近づいてきて

仕事先のパートさんとお昼を食べていた時に、来週は暖かくなるみたいよ〜なんて話してて、もう春だね〜と誰かが言ったのを聞いて、去年を思い出してしまった。


春が私には去年無かった。

3月に彼が亡くなって、私には色が無くなった。

季節を感じなくてなって、すごく視野が狭くなった。


それを思い出したら、また同じような感覚に戻されていくようで....

凄く情緒不安定な状態になってる。


またあの時みたいに泣いてる。

やっぱり生きることより、早くこの辛さから解放されたい。


喪う辛さを知らなかった自分に、もう戻る事はないし、それをどう補っていけば良いのか分からない。

新しく彼が出来ても、補えるものではない。

また明日

正月にやった、義母ムスのドラマを今観ました。
普通に観ていたものの、終わりの方で泣いてしまいました😞


死んだ人は、いつまでも自分の中で一番です。
嫌なことも無いので、美化されていきます。
でも、『また明日』という言葉は、生きている人でないと、使えないですね。
それだけは勝ると...


確かに、もう亡くなったら会えないですもんね。
嫌な所はあったけど、良い所しか浮かばないんです。
いつまでも、大好きで、一番なのです。


でも、会えないんですよね。
こればっかりは、生きている人が強い。
生きている人しか出来ない。


それを考えると、寂しくなって、その日は一日中泣いてしまいました。